うまい作品と魅力的な作品

 

造形教室を開くようになって3年目になります。

技術力を上げたい方、好きなものをどんどん作りたい方、いろいろな思いを持った方が来られます。

私は教室をするまでは何年も個人で制作をしてきました。

その時に、うまくできた!と思う瞬間があり

それは自分の思いが素直にのせられた作品ができた時でした。

技術面で勉強する事は尽きないなぁと言う思いがあっても、自分は下手だうまいと思った事はあまりありません。

ですが教育の場面では上手い下手を意識することがとても多いんじゃないかなと思います。

美術の授業でみんなで同じものを描いて貼り出された時、

両親や友達から言われた言葉、

学校の点数、

自分は下手だ、恥ずかしい、美術的な表現はダメなんだと 外的な評価から苦手意識を持つ方は多いのではないでしょうか

小さいながらにとても疑問に思っていました。

なぜ測れるのか、

なぜ良い悪いがあるのか、

本人の意思はどこへ行くのか、

点数や上手さは形を読む技術のことなのか、

もちろん 技術面の力を伸ばすことが間違っていると言うわけではありません。

ですがうまいと魅力は全く別のものだと考えています。

とても個人的な主観になりますが、魅力とは作者の作った方の体温が乗ったもののように感じます。

それは表現する喜びであったり、

または愛であったり、

生み出す情熱であったり、

その時々の心の形であったり、

私はそんな作品に出会うと輝きを感じ強く強く惹かれます。

技術はその思いを表現するための1つのツールであると思っています。

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